病院で働くSEのニーズ

SEの職場は、システム開発の現場だけではありません。実際にソフトが運用されている現場でシステムが正常に作動しているかどうかを管理するのも、SEの大事な仕事です。

2000年代から電子カルテが導入されたところから、病院におけるシステムの保全は非常に重要な事柄となりました。そのため、病院に常駐し、個人情報を適切に管理して大量の画像データを滞りなく利用できる環境を整備するエンジニアが求められています。

病院で働くSEには、システムを滞りなく運用するプログラミング能力やソフトへの理解はもちろん、個人情報を扱うことが多いという特性上、セキュリティに強いエンジニアであることも求められています。そういった能力のある人材はフリーランスでも募集されることはありますが、病院で働くSEの多くは導入している電子カルテの販売元からの派遣という形で勤務していることもあります。その病院によって、対応は異なります。

病院1つあたりにSEは1人か2人であることが多く、しかも大病院や総合病院でしか募集されないことが多いです。それでも病院に関わってSEの仕事をしていきたいと思うのであれば、電子カルテを開発する会社に就職する方が、直接病院からの求人を探すよりも早いかもしれません。大きな病院のシステムを少ない人間で管理するので、システムやセキュリティに強く適切に運用できるエンジニアのニーズは高まっていると言えるでしょう。

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